虹欲白龍
【エリア】:風吟の谷
【必殺技】:[虹鱗闖入]
【種族】:龍族
虹欲白龍(こうよくはくりゅう)は、冥龍が授かった九人の息子の一人である。父から継承した強大な龍族の血に加え、精霊の血統をもその身に宿している。風吟の谷を棲み処とする彼は、ノトサウルス大陸の雲、雨、そして雷を自在に司る能力を持っていた。
精霊の血を引くゆえか、虹欲白龍は龍族の中でも際立って美しく、優雅な存在である。その真珠のような鱗は、光を浴びるたびに虹色の色彩を放ち、眩いばかりに輝く。彼が住まう谷間には常に絢爛たる虹が架かっているが、それは彼が獲物と戯れる際に好んで使う魔法でもあった。七色の光に包まれながら、獲物が漏らす甘美な呻き声に耳を傾ける――それこそが、彼の愛する芸術なのだ。
空腹でもない限り、紳士的な彼は決して好戦的ではない。彼は雲の上から悠然とノトサウルス大陸を見下ろし、自分を愉しませてくれる「小さなお気に入り(獲物)」を探す時間を何よりも好んでいる。 荒々しい西部の砂漠や火山地帯よりも、彼はロマンチックな東部地域を好む。そこには、自分と似た気品ある獣人たちが暮らしているからだ。
彼は時折、古びた化石の卵に姿を変え、好奇心から近づいてくる人々をからかって楽しむ。そして、真の姿を現した後に、相手が決して忘れられないような特別な「出会い」を授けるのだ。その出会いが心に深く刻まれるのは、彼の端正な容姿ゆえだけではない。何よりも、天然の造形美を超えた、その精緻な性器に理由がある。
白金色の聖なる光を放つその「神器」には、大理石のレリーフのような、龍族の複雑な紋様が浮かび上がっている。丸みを帯び、天を貫くように突き出たその先端は、まるで天国の神秘を覗き込もうとするかのように誇り高く、聖なる静謐さの中に計り知れない快楽の力を秘めている。