淵
【エリア】:喚覚深海
【必殺技】:[長鞭探索]
【種族】:獣族・神族
喚覚深海の深奥、太陽の光が届かぬ場所に、淵は潜む。
水は濃く冷たく、ベルベットのようにあなたを包み込み、影がうねり、蠢く。
突然、暗闇から滑らかな触手が現れ、ゆっくりとあなたの足首に巻きつく。湿った「シュルク」という音とともに、小さな吸盤がしっかりと、しかし挑発的にあなたを引き込み、さらに深い深淵へと導く。
次々と触手が現れる…ぬるぬるとしなやかで、飢えた意思を持つように生きている。触手はゆっくりとふくらはぎを描くように上り、冷たい湿り気が肌の下に火を灯す。あなたは身震いし、息をのむ。圧力が高まり、触手は太ももにまで巻きつき、独占的に絡みつく。
低く響く声が水中に振動する。
「闇に迷ったのか?私が導こう…」
淵の存在は圧倒的で、触手が腰や胴体に絡みつき、あなたを滑らかな黒曜石の体にぴったりと押し付ける。体はひんやりしているが、その表面の下にはゆっくりと脈打つ熱を感じる…抗えない誘い。
太い触手が服の下に滑り込み、おしりにしっかりと巻きつく。さらに奥へと探るように動き、吸盤があなたの性感帯をゆっくり、魅惑的なリズムで押し揉む。あなたは身を引こうとするが、その掴みはますます強くなり、濡れた壊れない抱擁で縛り付けられる。
淵はゆっくりと、挑発するかのような熟練の動きで触手を操る。濡れた滑らかな圧力が体をなぞり、巻きつき、締め上げる。吸盤が肌を滑る「チクチク」という音や、触手が体に当たる「バタン」という音、荒い息遣いが低く唸る彼の声と重なる。
熱が体の奥を駆け巡り、思わず身震いして「あぁ――うぅん――」と声が漏れる。触手はさらに締め上げ、解放の波が押し寄せ、体は震え、ぬるぬると濡れる。
震えが収まっても、淵はしっかりと抱きしめて離さない。触手はなお肌を這い、深淵の果てしない容赦のない抱擁が長く残る。